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宮部みゆき「模倣犯」
正直、読み進めるのが大変な話でした。
本が大きくて重く、もって歩けないことも災いして、2週間で上巻しか読めませんでした。
中身も難しくて、中々読書リズムにも乗れませんでしたし。
読み下すには、中々骨の折れる話でした。

内容については、「やっぱり宮部みゆきは巧いなぁ」と。
リアリティは、つい家族に「あの事件どうなった?」と聞きそうになるほど。
実際にどこかで起こっていたのではないかと思うほどにリアルです。

そして、宮部みゆきの好い所だと思うのですが、登場人物たちが自分の知っていることしか知らないこと。
自分の動けるようにしか動かないことに、ちょっとした衝撃を受けました。
小説だと、読者がすでに知っている情報を、なぁなぁで登場人物も知っていることにしてしまったりするじゃないですか。
それが欠片も感じられません。
有馬さんや、真一君の動きがそのせいでもどかしく感じられるときもあるけど、それが逆にリアリティを生み出し、物語に引き付けられる要因にもなったと思います。
宮部みゆきは、本当にこの情報操作が巧いと思います。

感情移入の点でも良かったです。
捜査が進まないともどかしいし、登場人物に同情したり、憤ったり……。
読みにくい文章の分をマイナスに見積もっても、充分プラスになると思います。
最終的に、真一君が落ち着いて良かった。

最後に一言。
「ピースのあほんだら?!お前なんか最低だ?!」
それでもって、
「真一君、ら?ぶ!」
叫びたくなるくらい、感情移入するんですよ(^^;

「模倣犯」(上・下)
著:宮部 みゆき 出版:小学館
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[2005/04/24 19:14] | Review | コメント(0) | トラックバック(0)
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